special 「わたしの脱皮プロジェクト」


なぜこんな話になったかというと、理由があるのです。
撮影の3日前。たまたまゲイの友だちと電話で話しているときに、
ぜんぜん関係のない会話の途中で、突然、彼がこう言ったのです。

「ねぇ。おっぱい撮ってもらいな」

「えっ!?」

「そうでしょ。いいところを、ちゃんと撮ってもらいなさい」

「お、おっぱいメインで?」

「ちがう。おっぱいは、脇役」

実は私、おっぱいが大きいのです。
アルファベットでいうとHとかIとか。
「武器になるでしょ」なんて言う人もいるけど
残念なことに武器になった試しもなく、あんまりいい思い出がない。
若い頃からなるべく目立たないファッションを選んできたし、
いつもブレーキをかけてたような気がする。
今思えば、自分の女性性をちゃんと認めて、解放して、発揮するということが
これまでできていなかったのだろう。

レスリーにおっぱいを撮ってもらったら、
それはもう、とんでもない脱皮だろう。
ていうか、脱皮の意味がちがう!?