tripb1 チョコレート紀行 ─ベルギーへ行く─   出発 ブリュッセル ブルージュ アントワープ 到着






チョコレートには魔法がある。
なぜか昔からそう信じていて、
他のキャンディやクッキーとは違う特別な力があると、
ずーっと思ってきた。
落ち込んでる日に会社の屋上で同僚と一緒に食べた、
ピエールマルコリーニの泣きそうな甘さ。
レストランのマスターが帰りがけにポケットに入れてくれた、
小さな小さなスニッカーズ。
パチンコの景品の板チョコだって、子ども心にうれしかった。

ま、甘い思い出ばかりというわけではないけれど、
やっぱりチョコレートは特別。
甘いのに、苦い。
元気になる。切なくなる。記憶に残る。

チョコレートの一粒は、やっぱり
「好き」という言葉に似ている。

というわけで、突然ですが
ベルギーに行ってきます。
あーあ。ほんとは旅はキライなのに。